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【巣くうモノ】 人間の『中』に居る『何か』 【その2】

【巣くうモノ】 人間の『中』に居る『何か』 【その1】 ←前記事 【別窓】 【同窓】


89 :前々スレ128:2009/04/08(水) 23:46:50 ID:nAJ5XbKe0
スレ208で、井戸の底のミニハウスと学生時代の女友達Bに住み着いてるモノの
話を書いたものです。
また続きの話が、しかも今度は新しく舞い込んで来ました。
以下、前スレと同じく状況説明(前スレのコピペで失礼)。

・「みえるひと」な女友達Aの言では、Bの身体を出入りしている何か
 普通の霊と違うものがいる(寄生虫?居候?みたいな状態らしい)。
・B本人は気づいてないが、霊的なものは大抵それを避けるから、Bは心霊体験できない。
・とりあえず当時のAが知る限り、ソレはBを守っていた。
・ でもAが感じる気配では、とても善意の守護ではない。っていうか悪い感じらしい。
・ 強力な霊とBのナニかが戦うときにはB当人は爆睡するっぽい←Aの推測


何でも、Aが、もう1人学生時代の友人(Fとします)に誘われて、
二人でB宅を訪問してきたそうです。
「何か」が今もいるのか、そして何よりBの子供は普通なのかどうかが知りたかったと。
最も帰ってきた後の話を聞くと、
「……行くんじゃなかった……」と言ってましたが。

Aによると、Bは郊外のやや長閑なところに住んでいて、喜んで迎えてくれたそうです。
休日だったので、B夫と子供も居て挨拶したと言っていました。

そして結論から言って、やっぱり「何か」Bの中に居たそうです。
……しかも、A曰く「育ってた」と。
大きくなってたと言うか強くなってたと言うか、ハッキリしてきてたと言うか。
「やっぱり形とか顔とか、そういう輪郭は見えないんだけどね。
霧だとしたら『濃くなってた』、人影だとしたら『立体的になってた』って感じで。
気配も強くなってて、撒き散らす匂いっていうか放射能みたいなものが増えてた感じで、
正直ぞっとした」



90 :前々スレ128:2009/04/08(水) 23:47:30 ID:nAJ5XbKe0
また、AとFが最寄り駅に降りたときから、街そのものが酷く嫌な感じが漂ってたそうです。
「みえるひと」でないFさえも落ち着かない様子で、
「……何だか変わった感じするとこだね。子供が多いわりに静かだからかな?
少し早いけど、お店入るよりBの家いかない?」

と言うほどだったと。
Aは、Bの家に向かう間の短い道すがらに、霊的に酷く悪い状態のものを驚くほど大量に
見た
そうです。
酷い死に方をして浮かばれないんだ、と一目で判るのとか、性質の良くない動物霊とかが
もうウヨウヨしていたと。
正味の霊だけじゃなく怨念じみた空気の塊?みたいなものとか、物凄く古そうな嫌な気配とか、
得体の知れないモノが寄って来たりして、本気で怖かったそうです。

街が邪念にまみれてるみたいで怖かった。1人だったら引き返してたと思う。でもFに
 霊の話とかして変だと思われたくなかったし、もう後ろに憑いてきちゃってるのも
居たみたいだったから。Bの家に行けば何とかなる、と思って、そのまま行った」


それで急いでB宅に着くと、その中には相変わらず何も近寄れないらしく、
B宅内はBの背負ってる『何か』の気配が充満してる他は綺麗なもので、
むしろホッとしたそうです。

「B夫もBの赤ちゃんも普通だったよ。ただ、そっち系について物凄く感受性がない人だった。
 元からいいものも悪いものも全然感じなくて、だからどっちの影響も受けなくて、
一生『こっち』の現実の世界だけと関わって生きる人が、たまに居るんだよね。
Bと一緒に暮らすなら、そうでないとダメだと思う。B夫も赤ちゃんも、守護霊が
見えなかったから。
守護霊もあの家に居られなくて、いなくなったんじゃないのかな」


……守護霊いないって、大丈夫なんだろうか。
2人がBと居ないときは守護霊が戻って来てるのか、とAに訊いてみましたが、
そこは解らんとのことでした。



91 :前々スレ128:2009/04/08(水) 23:48:24 ID:nAJ5XbKe0
何はともあれ、久しぶりに会ったんで互いに近況報告したら、
Bの趣味、と言うか怪談好きも健在だったそうです。

そこそこ新しく、立地も良く広々として立派な部屋だったので
Fが誉めると、何とB宅は、札付きの瑕疵物件だったらしく……
結構な頻度で住人が変わるせいで、大して古くもないのにB一家は10何番目かの
住人だそうでした。中で事故自殺が複数あり、他にも不幸があって出て行った住人が
いたり
して評判の部屋になってしまっていたため、家賃は破格の安値だったとか。

「不動産屋さんも案内してくれたけどあんまり勧めて来なかったしね~。
 近所の人も知ってて、『本当に大丈夫?あのね、何かあったら
 無理に我慢しないで引越した方がいいよ。こんな話して悪いんだけど、その部屋、
色んなことがありすぎるから……気をつけてね』
って心配されちゃったよ。
でも、この人(B夫)そういうの全然気にしないし、私はむしろ幽霊いるなら
 見てみたいし~」


のほほんと笑いながらBは言ったそうでした。

「でも結局、そういうのって話ばっかだよね。うち、もう半年住んでるけど、
 全然なにもないよ。近所でも事故とか結構あるし、踏み切りではねられちゃった
子供もいたし、
気をつけなきゃ危ないのは同じなんだよね。偶然この部屋の
人に集中したから、呪いの部屋にされちゃったんだろうね」


……Fは「そうだよね」と頷いたそうですが、Aは顔が引きつるのをこらえるのが
やっとだった、
と言っていました。



92 :前々スレ128:2009/04/08(水) 23:50:14 ID:nAJ5XbKe0
A曰く。
おそらくその部屋は、本物の『呪いの部屋』だったんだと言う事でした。
何かのきっかけで悪いものの溜まり場になってしまう場所、というのが
ある
んだそうです。
霊的な位置関係とか、近くに沼や海があるとか、その方向とか色々な
ことのせいで、悪いものを吸い寄せて溜め込んでしまうポイント
できてしまうことがある、と。
「それが建物の中で気密性の高い部屋だったりすると、よけいに溜まったものが
 出てかなくなるの。そこに悪いものが溜まるから他の場所が綺麗でいられる、
ってこともあるから。……そこにBが住み始めたんだよね、いきなり」

それは、つまり。
Aの表現したところでは、

「町中のゴキブリとかムカデとかスズメバチとかを全部集め続けてきた害虫で一杯の
小屋の真ん中で、不意に特大のバルサンをたきまくったようなもの」


だそうでした。そしてAは、こうも言っていました。
「Bのことが嫌いなんじゃないけど、2度とBの家にもあの辺りにも行かないと思う。
 ……もっと散らばったりして落ち着いた状態になるまで、何年もかかりそうな
 様子
だった」


Aの言では、B夫とBの子供は大丈夫だろうということでした。
一緒に暮らしている限り、Bの「何か」の気配が色濃く染み付き続けるから、
大概のものは避けていくし、そもそも霊的なものに害を受け難い性質だから、と。

現に、帰りにB夫が外出のついでに駅まで送ってくれた時には、道にたむろしてる悪いものは
むしろ避けていたそうで。

……問題は、おそらく付近に住んでいる人だろう、と……
何か、後味の悪い話になってしまいました。



93 :本当にあった怖い名無し:2009/04/08(水) 23:56:52 ID:E0m5NRDS0
ほほぅ・・・


120 :本当にあった怖い名無し:2009/04/09(木) 12:13:01 ID:zj7pDkdB0
>>92

B伝説楽しかった


121 :本当にあった怖い名無し:2009/04/09(木) 13:18:33 ID:oDj0MYSc0
Bの付近に住んでいると、とばっちりが多くなるって事か・・・
ある意味迷惑な人だけど、そういう人の周りに現実しか見ない
人だけが集まれば無問題、って事かな・・・

でもコワイ。
Bに住んでいるのってなんだ?


122 :本当にあった怖い名無し:2009/04/09(木) 13:21:40 ID:/veBLfEQ0
住んでる都道府県だけでも教えて欲しいよ。
もしかしたら近所に住んでて、とばっちり食らってるかも知れないんだし。


123 :本当にあった怖い名無し:2009/04/09(木) 17:33:59 ID:RQJ+3K/a0
>>92
乙面白かったよ、しかし、なんだろ祟り神みたいな荒魂みたいな物かな
それか、天部系の鬼神みたいな話だな。


157 :本当にあった怖い名無し:2009/04/10(金) 20:14:06 ID:TnuH3bJgO
Bちゃんの話怖いけど興味津津。
踏切で事故った子供も、Bちゃんに憑いてる「何か」が追い出した悪霊みたいなものが原因だとしたらすごく怖い話…


159 :本当にあった怖い名無し:2009/04/10(金) 20:34:39 ID:cwrVy6Za0
>>92
むしろAの精神性に問題がある気がする


164 :前々スレ128:2009/04/10(金) 22:10:05 ID:/HAb2av10
読んでくれた人、どうも。
後味悪くてすまん。

俺も何かスッキリしなくて、吐き出したかったんだ。
多分、Aもそうだと思う。
Aは「みえるひと」だけど、だからって漫画に出てくる
スーパー霊能者みたいなことはできないんだ
と言ってました。
絶対に勝てない、何もできないと解ってるものには関わらないようにしてる、
いちいち手を出してたら今まで生きのびてない、
ともらしたのを
聞いた記憶があります。

ただ、何も見えないのに危険は自動的に防がれるBは羨ましくないか、と
重ねて尋ねた時には、重そうにハッキリと首を横に振ってました。

「絶対に、思わない。あんなモノに身体の中に住みつかれて自分で気づいてない、
 なんて死んでも嫌。上手く説明できないけど、結果として助けて貰ったことが
 あっても、アレは感覚が受け付けない」


とのことです。



165 :前々スレ128:2009/04/10(金) 22:11:30 ID:/HAb2av10
普通の霊と何が違うのか、との質問に対する答えは、
「情念がない」でした。

「違和感については説明し難いけど、解りやすく言うとね。
 霊ってある意味で心が剥き出しで存在してるようなものだから、
 人でも動物でも、必ず何か色、っていうか想いが見えるんだよ。
 『生きたい』とか『苦しい』とか、シンプルなのでも。
 その情念に基づいて、こっちの世界で祟ったり守ったりするんだから。
 でもBのアレは、それが見えない。何か意思があって能動的に動いてる
 のは解るんだけど、その源になる想いが一貫して全く無い。

 Bの中から出てくる時も、Bの中に戻ってく時も、井戸から出てきたモノと
 ぶつかってた時でさえ、全くなかった。
 霊的なものとしては、絶対にありえないことなんだよ」


……本当に何なんだろうか?



166 :本当にあった怖い名無し:2009/04/10(金) 22:27:11 ID:TnuH3bJgO
前に、神様が最悪な状態になったモノとわたりあえたって言ってたから、同じような、神様か、もしくは死神みたいなモノなのかもね。


167 :本当にあった怖い名無し:2009/04/10(金) 22:36:02 ID:cwrVy6Za0
>>165
Aの妄想

反対意見は随時受け付ける


185 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 00:49:43 ID:7IIpgq3O0
>>89前々スレ128

おお、続きがあって凄くうれしいです
しかしB最強
全国の心霊スポットを強制浄化できそうな勢いだね


209 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 22:40:21 ID:PR0LuiDm0
前々スレ128の話
もっと聞きたい


210 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 23:01:19 ID:UAULeenX0
>>164
だからBが住んでる都道府県ぐらい明かせ。



死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?210
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1238859854/


【巣くうモノ】 人間の『中』に居る『何か』 【その1】 

128 :1/5:2009/02/28(土) 22:08:06 ID:+BuEMFrL0
洒落コワはここでいいのか?
何年か前にあった怖い話を投下する。

そん時は俺は地方大学の学生で、同じ科の連中とグループでよく遊んでた。
たまに混ざる奴もいて、男4~6人で女4人。
一人暮らしの奴の部屋で集まって飲んでると、よく怪談したがる女の子がいた。
決まって嫌な顔する子も居て、Aとする。
こっちの子が俺とかなり仲良かった。

怪談好きな方をBとするが、Bも別に電波とかじゃなくて、
怪談も体験談はなくて、それこそこのスレで面白い話を仕込んできてんじゃないか、
みたいな怖い話をする子で、本当は幽霊とか信じてなさそうだった。

むしろAの方「見えるんだ」と言ってて、AはいつもBを避けてる感じだった。
2人で遊ぶとかは絶対ないし、グループでも距離を開けたがってる雰囲気で、
俺とあと一人、Aの「見える」を聞いて信じてる奴(Cとする)は、
本当に霊感があったら遊びで怪談するなんて嫌なのかもしれない、と思ってた。



129 :2/5:2009/02/28(土) 22:09:37 ID:+BuEMFrL0
ある日、Bと仲のいい男の一人が、恐怖スポットの話を仕入れてきてた。
車で30分くらいで行ける場所にあるそうで、Bも他の連中も面白がって、
その場で肝だめしツアー決定。

来てない他の連中も呼び出そうってことになって、俺はAに電話した。
俺自身は行く気だったけどAは来ないだろうな、と思い、
「これから~~の辺りに行くってことになったんだ。ただ、肝試しだし他にも来ない奴いると思うし」
と言った。そしたら、Aは遮るように
「それって、何か大きな空き家のこと?その辺りで肝試しって」
「あ、そう。その家の裏に何かあるらしいから」
「………よした方が良くない?ってか、やめなよ。誰かの家で飲んで怪談したらいいじゃん、わざわざ行かなくても」
よりによってAに怪談話を進められて少し驚いたが、仲間たちは既にノリノリで準備中。
「いや……みんな行く気だし。Aは気が進まないなら、今回は外していいと思うけど」
するとAは少し黙って、
「………Bは行くの?
「行くよ。一番、やる気満々だし」
「……そうなんだ……じゃ、私も行くから、ちょっと待ってて」
たまげたことに、Aは本当に来てBと一緒に車に乗った。
結局これない奴も居て、総勢6人で、一台(ワゴン)に乗って出発した。

Bは少しKYなとこがあって、Aに距離置かれてるのもあんまり解ってないっぽく、
車中で初めは面白そうにお喋りし続けてたが、すぐに欠伸をし始めた。
「バイトとかで疲れてんのかなー。眠い~」
 眠そうに呟くBに、Aが
「寝てなよ。着いたら起こしたげる」
「ありがと。ごめん、少しだけ寝る」
Bは運転してる奴に断ってうとうとし始め、Aは黙って窓の外を見てた。



130 :3/5:2009/02/28(土) 22:12:26 ID:+BuEMFrL0
で。着いたときもBは起きなくて、もはや完全に熟睡。てか爆睡。
「寝かしとく?」って俺らが顔を見合わせたら、Aが
連れてくね。後で怒るよ、置いてったら」

ってBを担ぎ起こして、強引に車から出したんだよ。
仕方ないからCが背負ってやったんだけど、AはBの手を掴んでて
他の車の奴らが降りてきたら、一番先頭に立って歩いてった。


そこにあった古い家は、普通に不気味な空き家で、皆は結構もりあがって、
「うわー」とか言ってた。Bは起きないまま。AはBの手を掴んだまま。
いよいよ本番で、家の後ろに回ったら、何かぽつんと古井戸みたいなもんがあった。
近寄ってのぞいて見ると、乾いた井戸の中に、ちっちゃな和式の人形の家みたいなもんが見えた。
「何だー?」って一人が身を乗り出したのと、Aが
「さがってっ!」て叫んだのが同時だった。
覗いた奴がびびって身体ひっこめた、そのすぐ後に、
「カシャ……」だか「ズシャ……」だか、何か金属っぽいような小さな音がした。
「下がって!下がって!こっち来てっ!」
Aが喚き出すまでもなく、もう何か、すごい嫌な感じが一杯だった。
カシャカシャ、ガシャズシャ、て変なジャリジャリした音が、
しかもどんどん増えながら来るんだよ。
その訳解らん井戸の中から、
こ っ ち に む か っ て 。

もう逃げたいのに身体が動かなくて、横見たらやっぱり仲間がへたってるし、
音は近づいてきて、姿は見えないけど絶対に何か居たと思う。
「俺君、もっとこっち来て!!!!」
Aが怒鳴りながら俺の手を掴んで、何かを掴ませた。
俺が掴んだのを見たAは、今度は少し横でヘタってる奴を必死で引っ張って、
また何かをつかませてる。
てか。よく見たら、俺が掴んでるのはBの右足。さっきの奴が掴んだのはBの左手。
Bの右手はAが掴んでる。Cは相変わらずBをおぶってる。
AはBから手を離さずに
必死に他の仲間を引っ張り寄せてた。



131 :4/5:2009/02/28(土) 22:15:58 ID:+BuEMFrL0
その後のことは、色々とよく解らなかった。
ただハッキリ覚えてるのは、気がついたら、目の前に何かがいたこと。
白いんだかグレーなんだか透明なんだか、煙なんだか人影なんだか、何か良く解らない「何か」が俺らの前に居た。
ちょうどその辺りから、ガシャガシャガシャガシャガシャ、ズシャズシャズシャズシャズシャ、みたいな金属音が耳一杯に響いてきてた。
いや、こう書くとその煙みたいなもんが金属音立ててたみたいだけど、そうじゃなかった。
俺らは「煙か人影みたいなもん」の背中を見てて、それが「見えない金属音の奴」ぶつかり合って止めてるんだって、そういう光景だった。

「俺君、C君、動ける?逃げよ!!速く逃げようよ!」
Aが叫んで、俺らは必死で身体を動かして車へ向かって、何とか乗り込んで逃げ出した。
Cがハンドルを握る車の中で俺が振り返ったとき、もう何も見えなかったけど、金属音だけは結構長いこと耳に残ってた。

その後。結局帰り着くまで熟睡こいてたBに「何も出なかったから起こさなかった」と
説明して帰らせた後、皆で震えながら明け方まで飲んだ。

数日後にAを捕まえて経緯を聞いたら、げんなりした顔でいろいろ教えてくれた。
あの古井戸がマジで危ない本物だったのは予想通り。
「家の正面に居る分には大丈夫だけど、裏に回って井戸まで見たらダメ」
だそうだった。
問題は俺らを助けてくれた妙な影なんだけど、Aは凄い嫌な顔で、
「あれはBの……何ていうか、ついてるものなの」と言った。
AがBを避けてたのは、嫌いだからじゃないそうだった。
ただ、Bに纏わりついてるものがいて、それが凄く強くて薄気味悪いものだったんだと。
で、初めはBに取りついてる霊か、と考えたがどうしても違和感があって。
ある日、Bから出てくる『それ』を見て、不意に気づいたんだそうだ。
『それ』は『Bの中』にいるんだと。
「……Bがあれのいる世界に繋がってて出入り口になってるのか、それともB自体があれの棲む場所なのか、どっちかだと思う」
Aもよくは解らないようで、とにかくそれはBから出てきてまた戻っていくんだと言っていた。他の霊的なものは全部Bを避けるそうで、多分あれのせいで近寄れないんだとも。



132 :5/5:2009/02/28(土) 22:18:40 ID:+BuEMFrL0
「あれは私たちを守ったんじゃないし、Bのことも大事だとかじゃないと思う。ただ、ドアとか家が壊れたら困るでしょ。だから」
何とかした方がいいのか、と思っても、Bは本気では霊を信じていないようだったし、普通の霊じゃないから払えるとも思えなかった。
だから放っておいたけど、自分は近寄りたくなかったんだ、とAは言った。
ただ、『それ』がBを深刻な危険から守っているのは知っていた。
そして、あの日俺らが本当に危ない場所に行くと感じて、止められないならBの中に居る『それ』に守ってもらうしかない、と考えてついてきたのだという。
「あれが守るのはBだけだからね。少しでも離れたら、井戸から来てた方に憑かれて人生終わってたよ。俺君も、他の皆も」
言われて背筋が寒くなったのを紛らそうとして、
「……でも、何だろうな?Bについてるのって。結構よくないか?結局守ってくれるんなら」
そう言ったら、Aは羨むような蔑むような複雑な眼を向けてきた。
「あのね俺君。お腹に住みついた寄生虫が孵化するまでは守ってくれるって言ったら、
それって嬉しい?」

「……」
……何となく、言いたいことが解った。
Bに巣くってるモノは、とにかく自分だけの都合でBの中に居座ったり顔を出したり
するわけで、ひょっとしたらBから何かを奪ってるのかもしれないわけで。
いつか自分の都合でBをぶち破って出て行ったりするかもしれないわけで、
その時には周りにも影響するかもしれないわけで、しかもBは本気で何ひとつ全く気づいていないわけで。

「放っとくしかないんだよね」
そう言ってAはため息をついた。
「井戸から出てきた方も、凄かった。神様が最悪の状態になったみたいな感じだった。
並みの霊能者とかじゃ負けちゃうだろうって思うくらいの奴だった。
あんなのと渡り合える、Bの『あれ』も、どうせ何やってもどうもできない」



133 :6/5:2009/02/28(土) 22:19:22 ID:+BuEMFrL0
収まりきらなかったorz

それから時間が経って、俺もAもBも社会人。
ふと思い出したんで、投下しました。
ちなみに、理由はBから連絡あったから。
結婚した上に子供も生まれて元気にやってるそうです。
Aに電話してそう言ったら、
「Bが寿命になるまで、あれが大人しくしててくれたら、それが一番いいよね」
と言ってたところからして、Aは、Bが今もあれを背負ってると確信してるようです。

普通の霊と違う、そして人間の『中』に居る『何か』って、
何なんでしょうね?いや、井戸の底のミニハウスから来た金属音も気になりますが。
どっちでもいいんで、誰か心当たりでもあったら、教えて下さい。
長文すみません。以上です。



206 :本当にあった怖い名無し:2009/03/01(日) 16:43:30 ID:TsCknRXtO
>>133
ミニハウスって祠じゃないか?



【巣くうモノ】 人間の『中』に居る『何か』 【その2】 に続く


死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?208
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1234576894/


【赤色の水溜り】 俺の周りで自殺が多いのはなぜなんだ・・・ 【位置が違う】

87 :本当にあった怖い名無し:2010/01/13(水) 05:07:27 ID:0zMxB3bH0
赤色の水溜りを見つけてキャッキャキャッキャと遊んでる子供たちの
傍らでボーっと座ってるおじさんがいきなり立ち上がったと思ったら
頭が急にボフッとしたに落ちて
「この水は位置が違う、位置が違う。」と言ってるのを見たときに
恐怖を通り越して自分が糖質になったんだと思ったよ。

でも実際には、子供は居なくて(これは俺の妄想か?)
飛び降り自殺をしたおじさんの首がもげて自分の前で止まって
目の前に血の水溜りが出来てた
ってのが真実だった。

頭がしゃべったりは無かったんだろうけど
そのショックたるや凄まじく病院に行った後も
同じ夢を見続けたよ・・・。
未だに団地とかの高層ビルの前を通るのにかなり神経を使う。

位置が違うってのはなんだったんだろかね・・。



89 :本当にあった怖い名無し:2010/01/13(水) 05:17:19 ID:0zMxB3bH0
それともう一つ。
踏み切りの赤いランプに反応してる女性が居て
右が赤く光ればそれを手で隠し左が光れば手で押さえるって動作を
してるのを見て薄気味悪く感じていたら
その女性がいきなり振り返って
「右ですか?左ですか?」って聞かれたので???ってなって
何も言えなかったら
「この色がついてるのか、消えているのかがわかりません。」
と言いだして電車に投身自殺したんだがあれは何か意図があった質問なのか。

というかそのときも結局カウンセラーの厄介になったが
俺の周りで自殺が多いのはなぜなんだ・・・。俺が呪われる様な事をしてるのか。

マジで目の前で自殺をされるとこっちがおかしくなるから
自殺するんじゃないって・・・。発見者とかになったらわかると思うが
まじで歩くだけで恐怖を感じるようになるんだぞ・・・。

一応今はカウンセリングを終了してるけど
これらのトラウマは一生直らないっての・・。
糖質患者の妄想タイプの気持ちが少しだけ理解できるけど
俺の前でわざと死んでるのですか?と思ってしまう。

とりあえず自殺はすんなって。誰かが傷付く事になるんだからな。



90 :本当にあった怖い名無し:2010/01/13(水) 08:18:59 ID:ySY+srHS0
自殺目撃体験コワいな


91 :本当にあった怖い名無し:2010/01/13(水) 08:22:24 ID:ETsLxlZjO
>>89
お前がほんのり怖い
カウンセリングにはまだまだ通いなさい


105 :本当にあった怖い名無し:2010/01/14(木) 01:02:56 ID:QIuUYTJt0
>>87
亀だけどその人達に代わって謝っとく。
なんでかって言うと自殺願望 物凄くて毎日死にたくてたまらないから。

でも書き込み読んで、自分はそれで終わるから良いけど、他の人不愉快にさせてたらダメだよね。
って心底思った。だからもうちょっと頑張って生きる。


本当にごめん。



106 :本当にあった怖い名無し:2010/01/14(木) 01:54:42 ID:VXtf/R5y0
>>105
いや、死ぬのは良いんだ。自殺をするのも別に構わないと思う。
ただ問題なのは貴方の周りに親類、友人、知り合い、他人と居るはずだが
それのいずれかに迷惑をかける死に方だけは避けてほしい
ってだけ。
流石に死にたい人を止める気はない。

たださ、そんな死に方は中々存在しない。
じゃあ、せめて悲しくさせるようなというか、
トラウマにさせるような死に方で記憶に残らないで。
誰も得しないから。

それと死にたい時に死ねる人生なんかこの世にある訳ない。
俺が見た人達も何かを伝えようとしてやった結果がトラウマとなって
俺の中に残ってる。多分彼らも死にたくなかったんだよ。
でもどうしようもなかったんだとおもう。

それでも俺には彼らは恐怖の対象でしかない。
その心情がわかっても尚同情できない。恨みとまではいかないけど
そういうのは連鎖を呼ぶんだよね。
生きろとは言わない。頑張れとも言わない。
ただ死ぬな。どうしても無理なら生きながら死んでろ。
それで最後に笑えれば本望じゃないか。最後の最後何があるかわからん。


って何書いてるか意味わからんけど。あなたが謝ることじゃないですよ。
伝わんないかもだけど。まぁ俺のはあくまでほんのりと怖い話です。
現実世界の怖さは半端ないもんね。さて、寝ましょ。
長々とごめんよー。おやすみなさいな



107 :本当にあった怖い名無し:2010/01/14(木) 03:13:04 ID:qMRxKo070
ほんのりだと思って覗いたのに(´;ω;`)ウッ…


108 :本当にあった怖い名無し:2010/01/14(木) 13:04:26 ID:rtgsWpta0
羽曳野の銃乱射の人にも是非読んでほしかったね。


109 :105:2010/01/14(木) 13:11:10 ID:ZQkUx9/w0
ゴメン皆さん、スレチだってわかってるけどこれで名無しに戻るから許して。

>>106
なんか色々書きたかったけどやめた、ただ、有難う。
「死んでるみたいに生きてる位なら死んじゃった方が良いや」って思ってた。
「生きながら死んでりゃいい」って発想はなかった。

うん。
それでしばらく、死んだ目しながらふらふら現世を彷徨ってみる。
最期、死ぬ瞬間に光が見えないとも限らないもんね。

うん。
正直、起こられると思ってたからそんな風に言ってもらえるとは思わなかった。
リアルに今、泣いてる。
袖振り合うも他生の縁。ネットでもこんな思いをすることがあるのか。

本当に、有難う。



110 :本当にあった怖い名無し:2010/01/14(木) 15:18:18 ID:w6pH8Ufk0
頑張らなくても良いからまずは何かひとつ楽しいこと見つケロッ


111 :本当にあった怖い名無し:2010/01/14(木) 15:45:20 ID:vOMUt/bl0
ほんのりオカルト期待して来たが
うん良い話だw
まぁ頑張らずのんびりやろうや
死なないのも悪くねぇぞ

三回程死の淵に立ち障害までおってもまだ死にた
くない俺が言うから間違いないwww

さて誰か俺をほんのりさせてくれ



ほんのりと怖い話スレ その63
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【実話怪談】 天井に、びっしりと、赤ちゃんの写真が貼ってあった 【訪問販売員の災禍】

34 : 営業会社の話(1/3) 2011/01/19(水) 21:09:13 ID:iumaAo9x0
 昔、訪問販売の営業をしていた会社で聞いた怖い話です。分り易い様に小説風に書きました。
 長いですがお付き合い頂ければ幸いです。怖くなかったらごめんね(´・ω・)
 前提:(営業5人程のグループ毎に車両長と云うものが付き、車両長が指示した場所(集合住宅)
に降ろされます。営業はそこで契約まで話を持って行き、車両長が契約書を持ってきて書いてもらう
 と云うシステムです。)


 以前、本社の方にとても業績の良いAという若い男が居た。
 グループBの車両長Gは入社の時から特別Aを気に掛けていて、AはGの車両に乗る事が多かった。
 ある日のこと。その日もGの車両に乗っていたAは、最近調子が良かった事もあり、契約の決まりやすい
新築物件(ファミリー)に優先的に降ろされた。
 しかし、その物件は留守・居留守が多く、インターフォンにすら全然出て来ない。
 まあ、良くある事ではあったので、余り気にせず最後の家のインターフォンを押した。
『はい』
 若い女性の声が出た。美人だったらいいな、と思いつつ、意識しなくても勝手に出てくる挨拶を口にした。
 程なくして玄関を開けた女性はとても感じの良い人柄で、有り体に言えば“決めやすそうな”雰囲気を
持っている。しかも、中々居ない美人。
否応なしにモチベーションが上がった。
“これはいけるな”
 これまでの営業である程度の勘が働いたAは、咄嗟にそう思った。話している感じもはまっている。
 Aの予想は当たり、女性は玄関口で話しただけでかなりノリ気で、すんなりと室内に招き入れてくれた。
 カウンターキッチンに通されたAはある事に気付いて顔を青くした。
 天井に、びっしりと、赤ちゃんの写真が貼ってあったからだ。
 それはサイズも被写体も様々だったが、兎に角隙間無く貼られていた。異様な光景だった。
 Aはその光景に恐怖を感じたが、先程まで話していた女性の感じは決して悪く無かったし、むしろニコニ
コと感じの良い笑みと気さくな態度には好感を抱いていた位だった。何より、これ位の事で契約が
取れるかもしれないチャンスをふいには出来無い、と云う思いが一番強かった。



35 : 営業会社の話(2/3) 2011/01/19(水) 21:11:50 ID:iumaAo9x0
“天井の写真は確かに変だけど、気にしないでおこう。”
Aは自身にそう言い聞かせて、商品説明や機器の実演を冗談も交えながら話した。ファミリーでは旦那問題
で契約が流れる事が多いが、そういった問題も無く、かつて無い程にスムーズな流れでさして時間も掛から
ずに契約の了承を貰う事ができた。

 Aは女性に了承を取ってから、契約の為にGを呼んだ。
 部屋に入ったGは、Aと同じように天井の写真に面食らったようで、契約の最終確認の際もどこかぎこち
ない様子だった。
 Aもこの部屋は不気味だったので、出来ればさっさと契約を終わらせて早く部屋を出たい、と云うのが正
直な気持ちだった。
 しかし、後は契約書に捺印さえすれば契約完了、と云う所で異変が起きた。
「ではココと、ココと…」
 Gが捺印の場所を指示していると、隣の部屋へ続く襖の向こうから男の呻き声が聞こえてきたからだ。
 ううー、うー、と、それは男性にしても低い声で、思わずぞっとする位にはとても苦しそうに、恨めしそ
うに聞こえた。

 流石にAとGも面食らって、襖を見やったあと、次いで女性の顔を伺った。つい先程まで人のいい笑みを
浮かべていた女性は、ぞっとするほど無表情にAを見ていた

 Aは恐怖を払拭する為に何かを喋ろうとして、女性の異様な雰囲気を感じ取って言葉を飲み込んだ。心底
目の前の女性を気味悪く感じた。それは、きっと本能的なものだった。
 それはGも同じだったようで、二人ともまるで金縛りに遭ったように女性をただ見つめていた。その間に
も、ううーーー、うーー、と云う呻き声は止まる事無く、むしろ段々と大きくなっている様に感じた。

 突然、女性がギギ、ともググ、とも言い難い声を漏らした。多分、笑い声だったのだとは思うが分からな
い。女は相変わらず表情を少しも動かさなかったからだ。
「印鑑を…」
 ぼそり、と女が呟いた。
 は、と何とか声を出したAに、女性は口元だけを動かしてにいっと笑った。
「いいいいいいい、ん、」
 女性がまるで引き伸ばしたテープの様に言った途端、今までは呻き声だった襖の向こうの声が、
「ア゛ー!ア゛ァーーー!」
 という叫び声に変わっていた。



36 : 営業会社の話(3/3) 2011/01/19(水) 21:12:46 ID:iumaAo9x0
“なんだ、こいつら?!やっぱり変な奴だったのか?”
 Aがパニックに陥りそうになった時、更に不可解な事が起きた。
 女性の頭が目では追えない速度で左右に動いたのだ。余りの速さに首から上がブレて見えた。
「ケケッ…」
 女性は甲高い声で笑い始めました。相変わらず女性の顔は真っ直ぐにAを向いたままで、Aは恐怖で泣き
出しそうだった。
 襖の向こうから聞こえる男性の叫び声と、女性の甲高い笑い声。
「お、おい、帰るぞ…!」
 Gの震えた声を聞いて、Aは荷物を掻き集めて必死に玄関まで走った。女性が追ってくる気配は無い。
 玄関を出る瞬間に思わず振り返ってしまって、Aは後悔した。開け放った扉からリビングが見えたからだ。
そこには正座した女性がこちらを向いていて、その向こうの襖少しずつ開いて居るようだった。ぽっかりと
見えた暗闇の向こうを想像して鳥肌が立った。
 AとGは死に物狂いで車に戻ると、急いでその場を後にした。

 翌日、Aは例の家に商品の機器を忘れてしまった事に気付いた。またあそこに戻るのは嫌だったが、取り
に行かない訳にはいかない。
 AはGに頼んで、一緒に昨日のアパートに向かった。
 躊躇いながらも、意を決して部屋のインターフォンを押そうとしたAは、ある事に気付いた。
「Gさん、これ…。」
 Aが指差したのは、玄関の傍に設置されていたガスメーターのタグで、それは本来、入居者が居ない場合
に取り付けられる
ものだ。驚いて電気メーターを見ると、止まっている。少しも動いていない。

「嘘だろ…。」
 Gが呟く。何度もインターフォンを押して反応がない事が分かると、苛々した様子で管理会社へ連絡し、
早口に事情を捲し立てた。数十分で来た管理会社のKは、Gの話を聞いて頻りに首を傾げながらも、勢いに
押されたのか、「確認するだけですよ。」と前置いて部屋の鍵を開けた。
 部屋は、信じたくは無いが未入居の状態だった。昨日の風景はどこにもない。
 ただ、ぽつん、と鎮座していた商品が昨日の出来事を現実だと突きつけてた。



37 : 営業会社の話(後日談) 2011/01/19(水) 21:15:27 ID:iumaAo9x0
 先日の出来事を酷く怖がったAは、その後会社へ出勤して来なくなり部屋に閉じ篭ったらしい。
 しかし、稼ぎ頭だった事もあり、会社の上司等に説得され、“例の物件近くには行かない、新築物件には
絶対に行かない”
事を条件に一ヶ月後には復職した。
 ただ、彼はあの場所で出会った“何か”に魅入られてしまっていたようです。

 Aが復帰して一週間程経ったある日、GはA君をある物件に降ろした。何の変哲もない普通のマンション
だった。以前他の者が何度か訪問した事があり、A自身も叩いた事のある物件だった。
 十数分後、Gの電話が鳴った。Aからだ。
「もう決まったのか、やるなぁ、Aの奴。」
 Gはわざと車両に乗っている他のメンバーに聞こえるように言って、電話を取った。
「もしもし。」
 電話は無言だった。
「もしもし?A?」
 数十秒後、Aの叫び声と、ばたばたと騒がしい音が聞こえた。妙な声も聞こえる。
「A?!どうした?!」
 ただ事ではない、と感じたGは車をそちらに向かわせながらAに聞く。
『…Gさん、自分、もう、仕事辞めさせて下さい…』
 泣きながら、Aは言った。
「A?なにがあったんだ?」
車両長は出来る限り冷静に問いかけた。

『また、出たんです、あいつ、』

 Aの話を話を要約するとこうだった。
 今度はポスターも何も無い普通の部屋で、普通の女性だった。だが、話がトントン拍子に進んで、Gに電
話を掛けた瞬間、女性の顔が奇妙にぐにゃりと歪み、以前会った女性の顔になった。
 そして、
「また会ったね。」
 そう言ってまたあの奇妙な笑い声で笑ったそうだ。

 Aは翌日から会社に来なくった。
 そして彼はそのまま失踪し、見付かっていない。



38 : 34 2011/01/19(水) 21:21:16 ID:iumaAo9x0
以上が私の会社で実しやかに噂されていた怪談話です。
実際、直叩き営業をやってる時に聞かされたので結構ガクブルモノだったのですが、
書き起こしてみるとそうでもありませんでした(´・ω・)ネー
上司は「うちの本社であった実話だ」と言っていましたが、真偽の程は分かりません。
もしかしたら業界で有名な怪談話等ではないかと言うのが私の見解です。
色んな場所に行く仕事柄、営業中に霊を見る人は結構居るみたいですし。

連投&長文失礼致しました。



39 : 本当にあった怖い名無し 2011/01/19(水) 21:37:47 ID:g/iTVID70
乙!
ほんのり以上に怖かった。


40 : 本当にあった怖い名無し 2011/01/19(水) 21:45:30 ID:xcJgLNFR0
>Aがパニックに陥りそうになった時、更に不可解な事が起きた。
>女性の頭が目では追えない速度で左右に動いたのだ。余りの速さに首から上がブレて見えた。


おっかなすぎる。


41 : 本当にあった怖い名無し 2011/01/19(水) 22:00:33 ID:wezvDqRO0

ほんのりどころかすごい怖かった。


42 : 本当にあった怖い名無し 2011/01/19(水) 22:07:25 ID:96Wm45390
暗い駐車場なんかで、迫ってきたらやだね><


43 : 本当にあった怖い名無し 2011/01/19(水) 22:15:41 ID:F69GAOm+0
ほんのりどころじゃねぇぇ(つд`)


44 : 本当にあった怖い名無し 2011/01/19(水) 22:25:32 ID:pol+qvrH0
マジこええw嫌がらせかと思ったw


45 : 本当にあった怖い名無し 2011/01/19(水) 23:02:28 ID:4SN4Lj250
久々にごっつい話だな



ほんのりと怖い話スレ その70
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【殺人事件の裏側】 親父さんが頭から血を流して「いてぇ・・いてぇ・・」とつぶやいていた。

941 : 本当にあった怖い名無し 2012/06/13(水) 12:15:39.05 ID:vtfQqwxD0
小学生の頃、よく遊んでいた友達にAという奴がいた。
Aは俺の1歳年下で、少し気弱な奴だったが、ゲームが上手く、よく笑うかわいいやつだった。
だが中学に上がると悪い奴らとつるむようになり、俺は話すこともなくなってしまった。

ある日、夜中にコンビニへ行く途中にAの家の前を通ると、Aの親父さんが頭から血を流して「いてぇ・・いてぇ・・」とつぶやいていた。
Aの家へは遊びに行ったこともあり、Aの親父さんとも顔見知りだった。
「大丈夫ですか?」と声をかけると、親父さんは俺に手招きをして、裏庭の方へ歩いて行った。
俺も後を追い裏庭へいくと親父さんはいなくなっていた。

家の中はカーテンが閉まっており、明かりがなく暗いが窓が少し開いていたので、家の中に入ったのかな?と思いしばらく待っていたが、親父さんは出てこない。
窓を開け「おじさ~ん」と小さく声をかけてみたが応答はなかった。
どうしたんだろ?と思い中へ入ると真っ暗で少し変なニオイがして、暗くてよく見えなかったが、部屋の隅で誰かが寝てるような感じがした。
なんだか少し怖くなり、「おじさ~ん!」と大きな声をかけると、すごい勢いでAが2階から降りてきた。



942 : 本当にあった怖い名無し 2012/06/13(水) 12:18:02.43 ID:vtfQqwxD0
Aは俺を見つけると、「てめぇ、ふざけんじゃねぇぞ!!どうやって入ってきやがった?!」とものすごい剣幕でまくし立ててきた。
親父さんのことを話すと、ブルブル震えだした。
「て、てめぇ・・・ふ、ふざけんじゃねぇぞ!!見たのか?オイ!!見たのかよ!?」
俺の襟首を掴む手は尋常じゃないくらい震え、息は荒く、目が明らかにおかしかった。

俺はAが何を言っているのか全くわからず、もう一度、家の前で親父さんが血を流していたこと、その親父さんに家へ招かれたことを話した。
俺の態度から俺が嘘を言っていないと判断したのか、Aは俺の襟首から手をはなした。
「・・・もういいよ。出てけよ。親父の話は誰にも話すなよ。話したらマジで殺すからな。」
そう言われて俺はAの家を出た。

何がなんだか訳がわからなかったが、変わってしまったAの自分に対する態度がとても悲しかった。
それから数日後、AとAの友達のBが逮捕された。
罪状はAの親父さんの殺害。



943 : 本当にあった怖い名無し 2012/06/13(水) 12:21:11.72 ID:vtfQqwxD0
AとBは1階の居間でAの親父さんをバット等で撲殺したという。
俺は驚いたが、もっと驚いたことがあった。
それは犯行日が俺がAの家へ行った日の前日だったということだ。
あの日、親父さんはすでに殺されていたのだ。

親父さんの姿を見たのは俺だけではなかった。
近所の人も犯行日後に家の前で親父さんの姿を見かけており、警察にもそのことを話したらしい。
あの日、部屋の隅で寝かされていたのは親父さんの死体だったのだろう。
もし俺がそれに気がついていたら、Aは俺をどうしていただろうか・・・。

犯行の動機は親父さんの暴力に耐えかねてということだった。
だが、本当の理由はそうではない。
ひと月ほど経ってからAとBの友達と話す機会があり、そこで真相を聞くことができた。



944 : 本当にあった怖い名無し 2012/06/13(水) 12:25:58.68 ID:vtfQqwxD0
AとBが親父さんを殺害した本当の理由・・・・・それは親父さんがAの彼女をレイプしたからだという。
中学生の息子の彼女をレイプする。
俺にはちょっと想像ができない。

新聞にはこのことは書かれていなかったが、AとBが彼女を気遣って言わなかったのか、警察が発表しなかったのか・・・。
当時はこの事件に関わる全てが恐ろしかったが、いま思い出すと全てが悲しい。
Aは今どうしているだろうか・・・





死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?296
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【心霊スポットに棲む何か】 連中は建物から出てきて苑の奥のほうに向かって行った。 【少女苑】

751 : 本当にあった怖い名無し 2011/11/30(水) 20:31:01.34 ID:xBj0Nino0
今はなき広島の有名心霊スポット少女苑でオレが10代のころ体験した話を。

少女苑ってのは使われなくなって廃墟になった女子刑務所の名前で
10年以上前は広島では有名な心霊スポットだった。
当時免許取り立てで車に乗るのが楽しくて仕方ない若者は夜な夜な心霊スポットをめぐるわけ。
己斐峠だとか魚切ダムだとか南原峡だとかいろいろ行った。
その中でもとりわけ少女苑は車から降りて廃屋の並ぶ広い敷地を回ることになるので雰囲気があった。

その日は結構大所帯だったんだよ。男3人女3人。
ツレのお父ちゃんのワンボックスカーに乗って、少女苑ではいじめ殺された女受刑者の霊がでるんだ、とか
作り話で女の子を怖がらせていた。

狭い道をすこし上がって苑につくとね、入り口前にもう車が停まってるんだよ。
セダンが1台。ここに車停めて他に行くとこなんてないから先客ありってことだ。
あーあ、雰囲気ねーなぁとか思いつつ、前に停めてる車が出られるように
あぜ道にまたがるように車を停めて苑に入った。
いつもは渡り廊下なんかと交差するメインの通りをまっすぐ行って奥で引き返してくるんだけど、
先客と鉢合わせたくなかったからちょっと脇道にそれて建物の裏を通る感じで回ろうってなったんだ。

裏っていっても裏道なんかがあるわけじゃないからちょっと山にはいる感じになったり、
建物に窓から侵入したりとこれはこれで新鮮だなぁと思ったんだけど女の子はちょっと引き気味になってた。
やっぱり通りを行こうかってことになって、その時入ってた建物から窓じゃなくて正面玄関から出ようとしてたんだよ。
そしたらそこでばったり先客と出くわしたんだ。
急だったから心臓飛び出しそうになったよ。6人全員悲鳴上げて、その後安堵の笑いがおこった。
相手は4, 5人だったかな、女の子が2人ほどいた気がする。
みんな「びっくりした~!」「びびらせんとってや~」なんて笑ってたんだけど、それがだんだんひいていく。
相手がまったくノーリアクションなんだよ。ウンともスンともいわず無言でオレたちとすれ違って
奥に向かって行くんだ。



752 : 本当にあった怖い名無し 2011/11/30(水) 20:31:22.83 ID:xBj0Nino0
オレたちは外に出て固まってヒソヒソ話してた。
「何あれ?」「怖いんじゃけど」なんていいながらその建物からそいつらが出てくるの遠目に見てたんだよね。
連中は建物から出てきて苑の奥のほうに向かって行った。
しばらくの沈黙のあと、どうする?気味悪いからもう帰る?なんて話してた。
女の子が一人すごく怖がってイヤイヤ言ってたけど、怖がりに来てるわけだし奥までは行って帰ってこようって
話になったんだ。
結局それから奥まで行って入り口に引き返してくるまで連中とは出会わなかった。

会わんかったねー、なんて言いながら外に出ると連中が入り口前に停まってたセダンの周りにいるんだよ。
「うわ、もう外におるじゃんか。」
「帰るんかの・・・ていうか、あいつら何しよるん?」

4人がそれぞれ車のドアの前に立ってるんだけど、車に乗るそぶりも見せず、喋ってるわけでもなく、ただこっち見ながら突っ立ってる。
自分達の車に戻るのにそいつらの横を通ってかなきゃなんないんだけど、その間もずっとオレたちを見つめてるんだ。
ムカつく感じもしたけど、ガンつけられてるって感じでもないなぁと不穏な空気にプレッシャーを感じてたら、
それに耐え兼ねたように仲間の一人が「お前ら何見とんや!」と声を荒げた。
急だったんでみんなビクッとなったんだけど相手は全くひるむ様子もなくじっとオレらを見つめてる。
マジで気味が悪くなってもう行こ行こってそいつをなだめて車に乗り込んだ。
車出してからもそいつらずっとこっちを見てるんだよ。
みんな「何あれ~キモイ~」「ムカつくわー」とかブー垂れてた。



753 : 本当にあった怖い名無し 2011/11/30(水) 20:32:59.33 ID:xBj0Nino0
西バイ飛ばしながらひとしきり気味悪いだのなんだの文句言い終えて、
でも一人可愛い娘おったよね?なんて話になった。
「お前よう見とるの。どれよ?」
「髪短い娘」
「そんなんおった?」
「おったよ。」
「趣味悪ー。」
運転手が「つーか女おったか?」と言って「それひどくない?」と笑いがおこった。
ちゃんと見てなかったなぁ、つーか女の子とおるんじゃけーそんな話すんなや、なんて思っていると話は変わり、
「つーかあいつらどうやって帰るん?
「どうやってって。車じゃろ。」
「あれに全員乗るんじゃ。」
トランクにも乗せるんじゃないん。」
え?何?どういうこと?
「いや、あれ1台じゃ乗らんじゃんか。」
「あれ5人乗りよねー?」
あれ?そんなに人数いたっけか?見落としてたかなぁと思ったんだけど、
4人じゃなかった?」
「いやいや7、8人おったじゃろ。」
「マジ?どこで?車んとこおった?」
「おったじゃんか!車の周り。
オレもそこで反論した。
「車の周り4人しか見てないで。車の周りってどこよ?」
「いや・・・車の周りよ。車の・・・。」



754 : 本当にあった怖い名無し 2011/11/30(水) 20:33:10.11 ID:xBj0Nino0
話を合わせていた女の子にも振る。
見た?
「うん、うちも7, 8人ぐらいだと思ったけど・・・。あれ・・・?」
「うち・・・4人だと思っとった。」
「うちも4人しか見てないよ。ドアんとこに一人づつ。」
「そうよね。オレもそう。
車内が静まり返った。
「・・・いやいや、8人はおらんかったかもじゃけど、4人はないで。」
「いや、じゃけどこおったんよ。」
車の周りに・・・。
4人しかおらんかったって!」
ちょっと言い合いっぽくなったところに運転手が暗い口調で
「オレ・・・2人しか見てないわ。」

結局食い違いの答えが出なくて背筋の寒い思いをした。
それから女の子をみんな送って男3人になったんだけど、
やっぱ釈然としないってんでもう一度苑に行こうってことになったんだよ。
もう少女苑からは大分離れてたけど夜中のすいてる道を飛ばして苑に戻ったんだ。
時間も大分経ってたから正直もういないと思ってたんだけどね。
苑に続く道に入って苑の入り口が見えるようになる角を曲がった瞬間、運転手が急ブレーキを踏んだ。
「まだおるわ。」
「うそ・・マジ?」
見ると車の周りに何人か・・・4人いる。
「・・・4人じゃろ。」
誰も返事をしない。
「1、2、3・・4人・・よね?」
「お前・・・・・・どこ見よる?」
みんな黙ってしまった。
それより、こいつら一体何をしてるんだ?
急に恐ろしくなったのはオレだけじゃなかったようで、運転手はおもむろにバックを始めた。
みんな黙ってたよ。もうそれから何人だったかとか言わなかった。



755 : 本当にあった怖い名無し 2011/11/30(水) 20:33:22.66 ID:xBj0Nino0
それから1年くらいたって別のツレと少女苑に行くことがあったんだ。
すっごく行きたくなかったんだけど、怖いなんて言ったらヘタレと思われそうで言えなかった。
苑の入り口が見えた瞬間それまでに感じたことのない悪寒を感じたよ。
あのときと同じ車が停まってるんだ。
最初は似てるだけかなと思ったけど近くで見てもやっぱりあのときの車なんだよ。
あのときから動かさずずっとそこにあるって感じで車はほこりだらけで周りの草もぼうぼうで。
すげー動悸がして、なんかえづいちゃったりしてね。
もしこれで連中にあったら心臓がマジで停まると思ったから、正直に言ってその日は苑に入らずに済んだんだ。

あれからしばらくして少女苑夜中に若者が来て騒がしいって地元の苦情で取り壊された。
その話を聞いたときはすごくほっとしたよ。
心の片隅にいつもひっかかってた。少女苑の前に車がある限り
いつかどこかで連中にバッタリ会うような気がしててね。

1997年前後で白い、少し型の古いカローラだったか。
あれがいつまであったのかなぁと気になる気もするけどやっぱり知らないでいいやって。



769 : 本当にあった怖い名無し 2011/12/01(木) 03:56:10.67 ID:qJ4cmic90
>>751
怖い!
再度戻っていって、奴らは変わらずそこに立ってるだけ、という構成が秀逸。
土地の描写や説明もリアリティあって良い。

怖い話ありがとう。乙。


799 : 本当にあった怖い名無し 2011/12/01(木) 15:28:54.26 ID:4XG53zVm0
>>755
おお。なかなか怖いね



死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?284
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